「かっぱちゃーん、今日だったよね?」 にやにやと笑いながら問いかける加満田の仲間たち。 その日は朝から、何度となくこの問いを受けた。 そう、その日我輩は新型コロナワクチンの2回目接種を 受けることになっていたのだ。 ちなみに先週接種したメンバーのうち、若い1名は高熱を出したが、 後のメンバーは軽い頭痛や微熱程度で済んだらしい。 皆がにやにやと笑っているのは、我輩が1回目の接種の後に、 あろうことか泳ぎに行ってしまい、 副反応による発熱でダウンしたことを知っているからである。 「2回目はきついらしいからねー。」 「いやぁ、泳がなけりゃ大丈夫でっしょ。(笑)」 皆、他人事なので笑っているが、我輩は結構ビビリなので、 ポカリスエットやゼリー栄養剤、鎮痛消炎剤など、 万全の準備をして臨んだ。 むろん、今回は禁酒はもちろん安静、静養に努め、 当日は仕事の後、すぐにベッドに入った。 (日帰りのお客様がいらしたので、帰宅は22:00近くなったけど) でもねー、やっぱり来ました副反応。 皆様のご期待通り、キツーイ奴が。 o(>_<)o 前回は、全身が水を吸った砂のように重くなる疲労感だったけど、 今回はまるでインフルエンザ! 熱も出たけど、なによりも全身が痛くて、泣きましたわ~!! 鎮痛剤も2時間しか効かないし、 時計とにらめっこして、次に薬が飲める時間を待っている状態。 当日の夜中から翌々日の朝まできつかったけど、 その後は嘘のように楽になり、午後には平熱に。 はぁ~、きつかった。 でもこれでやっと東京にミュージカル観に行かれるぞー!! ・・・と、喜んだら、新聞に3回目接種推奨の記事。 えっ、えぇ~!? また打つの~!? マジ( ̄▽ ̄;)マジ 3回目も副反応でるのかなぁ? またまたビビり始めた河童なのでした・・・。 #
by keigappa
| 2021-10-15 20:02
皆様はミノムシをご存じかな? そう、あの葉っぱとか小枝とかを纏って、 木の枝からぶら下がっている奴。 最近はあまり見かけなくなったが、 子供の頃は、よく風に吹かれて落ちていたものだ。 ”かっぱ母”の家で庭仕事に励んでいた時のことである。 ブロック塀の上にミノムシを見つけた。 最初は枯葉かと思ったが、大き目のミノムシであった。 驚いたことにそれは、移動していたのである! 我輩はミノムシの蓑をサナギのようなものだと思っていた。 しかし、どうやらカタツムリの殻のような”移動式テント”らしい。 頭を引っ込めた途端、蓑の先は巾着袋のようにキュッと閉まってしまう。 (テントというより寝袋か・・・) ミノムシ君はかなり臆病な性格らしく、 一度引っ込んだら、なかなか出てこない。 待つこと約40分、ようやく顔を出した。 ネットで調べてみると、面白いことが分かった。 ミノムシ君は粘性の糸で枝に吸着するだけでなく、 ちゃんと自分でそれを外して移動もでき、 餌の葉っぱを食べに行ったりしてるのだ! (初めて知ったこの事実!) 試しに側に葉っぱを置いてみた。 そうしたら、吸着! 草むしりの傍らで、ミノムシの観察。 ちょっと童心に帰ったひと時でありました。はい。 #
by keigappa
| 2021-10-09 18:08
ようやく「緊急事態宣言」が解除されましたねー。 いやぁ、めでたい、めでたい! やはり美味しい食事には、美味しいお酒が欠かせませんものねー。 (女将さんは、”別にぃ・・・”っていうけどさ。) まあ、基本、我輩は自宅で一人飲みがほとんどですから、 「緊急事態宣言」下でも、あまり変わらぬ生活でしたけど。 それでも、休みの日の外食意欲は、ほぼゼロでした。 酒が飲めない外食なんて・・・、 ”胡瓜のないかっぱ巻き”みたいなもんですもんねぇ。 (なんのこっちゃ?) そんな酒飲みかっぱに、またまた常連のY.M様が、 お酒を差し入れて下さいました~!! 災害見舞も兼ねて・・・と、桐箱入りの高級そうなお酒。 その名もなんと、「桃源郷」!! そう、呑兵衛って奴は、酒を飲めばすぐ幸せな気分になれちゃう。 クポッと一献、いざ桃源郷へ・・・。 うわぁ、柔らかい口当たりと上品な香り。 これは、あんまり味の濃いつまみと合わせちゃいけませんな。 おお、柚子胡椒の冷奴とは相性バッチリ! ちなみに、「桃源郷」って、努力しても到達できない場所なんだって。 「ユートピア」は人間が努力して、実現可能な理想社会。 でも、「桃源郷」は、”理想社会の実現を諦める”という、 ある意味、現実逃避な世界観なんだそうな。 確かにお酒を飲むのって、一種の現実逃避です、はい。 でも、うまく逃げるのも大切なこと。 厳しい現実に押しつぶされちゃいそうな時ってあるじゃない。 そういう時には、クポッと、ね。 ほーら、あなたも「桃源郷」へ、いざ! #
by keigappa
| 2021-10-03 15:58
明け方のことである。 隣のベッドから、なにやら声が聞こえる。 (我輩は”かっぱ母”の家に滞在中であった。) 最初は寝言のようであったが、そのうちすすり泣きに変わった。 ”かっぱ母”は先日、偽痛風なる病気を患ったばかり。 もしやまた膝が痛みだしたのか!? すると突然、”かっぱ母”が起き上がったので、 我輩も慌てて電気を点け、声を掛けた。 「ど、どーしたの?どっか痛いの?」 ”かっぱ母”はベッドに座りこんだまま、 しばし放心したような様子だったが、 そのうちに声を上げて泣き出した。 「夢だったのね・・・。」 我輩は全く事情が分からなくて、当惑していたのだが、 散々泣いた後、”かっぱ母”が話してくれた。 「パパに会ったの。 とっても元気そうだっだ・・・。」 夢の中で、”かっぱ母”は洞窟のような暗い中で迷っていた。 そこに”かっぱ父”が来て、力強く手を引いて、 「こっちだぞ!」と導いてくれたそうだ。 その姿や声、手の感触などが、あまりにリアルで、 しばらくは夢だと思えずにいたらしい。 夢だと気づいても、恋しくて、切なくて、泣いていたようだ。 ”かっぱ父”が亡くなって、はや5年。 老いと向き合う日々の中で、張り詰めてきたものが、 一気に溢れ出たのだろう。 でもねー、思うんだ。 夢でも会いたい人がいるって、幸せなことだよね。 そういう相手と巡り合い、長い間、人生を共にしてこれた”かっぱ母”。 あいまいになっていく記憶の中でも、”かっぱ父”との思い出は、 宝石みたいに大事にされているんだろうと思う。 折しも、それはお彼岸中の一日。 この世とあの世が近づく中で、”かっぱ父”が会いに来たのかもね。 いつも見守ってくれている”かっぱ父”やご先祖様に感謝して、 我輩もかっぱなりに(?)頑張ってまいりまーす!! ガンバ!ψ( ̄◇ ̄)Ψガンバ!
#
by keigappa
| 2021-09-27 09:12
台風のコースにドキドキしていた3連休。 見事にコースをひん曲げて、日本列島の横断していったけれど、 幸いこの辺りは、雨も大したことなくて一安心。 7月の被災以来、大雨の予想には、やはり緊張しちゃいますねー。 お客様も台風の動向を気にしておられたのか、 18日はけっこう空いていた。 でも、18日に19日の予約が次々に入り、久しぶりの賑わい。 うーん、やっぱり皆さん、 ”温泉行きたい!” って思っていて下さったんだなあ・・・。 ワクチン接種が済んだ人たちも多くなってきているし。 我輩が採ってきた青柚子で、約束通り女将さんが柚子胡椒を作ってくれたよ。 ワーイ\(⌒▽⌒)/~♪ 作りたての香りのよい柚子胡椒を豆腐に乗せて食べると、 うまいんだなあ、これが。 クポ~!! 日本酒がすすむぜ! 残りの青柚子は、お客様に差し上げているけど、 結構、喜んで持って帰っていただけているみたい。 女将さんは、果汁を絞って塩を入れて保存。 ポン酢のように使うと便利なんだって。 月末には緊急事態宣言も解除される模様。 来月はもう少し賑わうといいなあ。 皆様も、加満田の温泉に入りに来てね~♪ #
by keigappa
| 2021-09-20 15:55
|
| ||||
ファン申請 |
||