”雨後の筍”という言葉がある。
ことわざの語源になるだけあって、本当に雨の後、筍はあちこちににょきにょき顔を出す。
「ご注目!雨後の筍!」
池で暮らしているので、加満田庭園を散歩することも多いが、なんといっても”花より団子”の我輩の目は、自然と食べ物に吸い寄せられてしまう。
「女将さーん、筍がいっぱい出てるよー。」
「早く掘らないと、固くなっちゃうよー。」
今度は筍ごはんにしよーかな。
中華風に炒めてもいいかも。
・・・・・なあーんて考えていると・・・・・
「はい、これ持って!」
「へっ???」
渡されたのは、鍬!
あの田んぼとか耕す農具。
「あのー、どういうことでございましょーか・・・?」
「掘るの!決まってるでしょ。」
うっそー!
我輩が掘るのー???
いや、無理ですって、絶対。
「働かざるもの、食うべからず!行くよ!」
涙・涙・涙・・・。
がんばりました、女将と一緒に。
水かき擦りむけて、マメできちゃった・・・。
でも、自分で掘った筍は、きっと格別の味。
浜野さーん(←板長)、茹でたら、かっぱの分もお忘れなく!
皆さん、加満田の献立に筍が出てきたら、それはKEIがっぱが掘った筍かもしれません。
味わって食べてねー!!!