”朝3時半起きして、藤を見に行く”
”花より団子”の我輩にはありえない休日は、
女将の一言から始まった。
何年か前にかっぱの両親が、
”足利の大藤”を見に行ったのだが、
それを聞いた女将が、
「いいなあ、私も是非一度行きたい!」と言ったのだ。
我輩の父上は、人の喜ぶことは何でもしてあげたくなるタイプで、
これは連れて行ってあげねば・・・と思って気にかけていたらしい。
偶然にも我輩の休みと休館日が重なる幸運もあって、
女将の望みは叶えられたのである。
よほど嬉しかったらしく、女将も珍しくブログを書いているが、
当日は4時出発。開園の1時間前から駐車場にて待つ。
一番乗りかと思ったが、残念ながら2番でした。
園内は藤とつつじ、クレマチスなどが咲き乱れ、
花好きの女将は大喜び。
実に嬉しそうなこの笑顔をご覧下さい。
これが、
「足利の大藤」。
なんと600畳敷の大藤棚である。
せっかく足利まで来たのだからと、近くにある
「足利学校」も
見学することにした。
ここは日本最古の学校で、国指定の史跡になっている。
ここの入場券が面白い。
「足利学校入学証」となっているのである。
女将も無事(?)入学しました。
足利学校に
「宥座の器(ゆうざのき)」というものがある。
壺状の器がぶら下がったようなものだが、
これにに水が入っておらず空の時は傾き、
ちょうど良いときはまっすぐに立ち、
水をいっぱいに入れるとひっくり返ってこぼれてしまう。
孔子の教えである
”中庸”を身近な形で教えるためのものだが、
これを見た女将いわく
「かっぱの酒みたいなもんだねー。
飲みすぎるとひっくり返る。(笑)」
こらーっ、
親の前でそーいうこといっちゃだめ!
天気も下り坂なので、早めに帰って一休み。
夕食は実家の近くにあるシーフードレストラン
「メヒコ」へ。
ここはなんとフラミンゴを見ながら食事ができるのだ。
館内でフラミンゴが飼育されているので、
時期によっては、フラミンゴの赤ちゃんが見られることもある。
(今は抱卵の時期だったよーです)
あれこれ頼んで、皆でシェアしたが、
かっぱの母の一番のお気に入りはこれ。
タバスコの瓶と比べてみてねー。
かくして、3回にわたった休日の報告はおしまい。
そもそも、3回に分ければ、3日に一度のペースとして、
10日位は大丈夫・・・と思っていたのに、
社長が
「やっぱり、藤の花について書くのは早い方がいいんじゃない?
花終わっちゃうよ。」
なーんていうから、毎日せっせと書く羽目に・・・。(涙)
”別に、フラワーパークのブログじゃないんだから、いーじゃん”
と思いつつ、
真面目な我輩はがんばってしまいました。
楽しようとして、仕事を3倍に増やしただけだった、くすん。
ノルマ終了!
さっ、ビール飲んで寝よっと。