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blog keiがっぱの言いたい放題

加満田恒例の梅採りなのだ


ブログに書くのが遅くなったが、20日の日、
加満田恒例の梅採りが行われた。

1年1度、加満田の玄関先の梅の実を落として、
食前酒用の「梅酒」「梅干」「梅ジュース」の仕込みをするのである。

当日は、あいにく小雨が降っていたが、そのおかげで涼しく、
梅採りには、まあまあの日和であった。
(かんかん照りもなかなかつらいのだ)

お客様がお帰りになってすぐ、従業員一同、作業着に着替え、
雨ガッパを羽織って、外へ。
慣れた番頭のKさんが木に登り、
我々は下でビニールシートを広げて待つ。
Kさんが、枝を棒で叩いたり、揺すったりして落とす梅を
これで受けるのだ。
加満田恒例の梅採りなのだ_e0234016_17564854.jpg

梅の実は結構固いので、頭に当たるとかなり痛い。
我輩にとって、頭の皿は命にかかわるので、タオルと帽子で2重にガード。
その上から、雨ガッパも羽織ったので、かなりの重装備である。

当然、木からは実だけでなく、枝や葉っぱ、ついでに毛虫なんかも
落ちてくる。
これを分別して、実だけ拾うわけだが、脇板のH君
良いことを思いついた。

シートを階段に広げてピンと張り、上から勢いをつけて流す。
そうすると、実のほうが重く、転がりやすいため、下に溜まる。
加満田恒例の梅採りなのだ_e0234016_17573354.jpg


おおーっ!良い感じではないか。
でかした、アイデアマンH君!


今年もたっぷり収穫できましたぞ。
ほら、このとおり!
加満田恒例の梅採りなのだ_e0234016_17581557.jpg

加満田一力持ちのKさんも、さすがに重そうだなあ。

これをひたすら洗っていくわけだ。
洗う係は我輩。水仕事はお手の物だからねー。
加満田恒例の梅採りなのだ_e0234016_17584994.jpg


洗い終わった梅は、綺麗に拭いて、1個ずつ串でヘタを取り、
剣山で傷をつけていくのだけど、やっぱりこういう作業になると、
板前さんは抜群に早い。
日頃の鍛錬の成果ですなー。

女将が梅酒用、梅干用、ジュース用に分けて、
砂糖やら、焼酎やら、塩やらを入れて、それぞれ仕込みをしていく。
あとは、楽しみに待つだけ♡

今年は、完熟の梅も手に入ったので、「梅ジャム」も作ってみましたぞ。
限定60個のみ、お分けしてまーす。
加満田恒例の梅採りなのだ_e0234016_181774.jpg

かなり酸っぱいジャムなので、ヨーグルトに入れたり、
料理に使う方が美味しいと思うよ。
ちなみに我輩の一押しは・・・

”軽くトーストした薄切りのフランスパンに、
ブリーかカマンベールを載せて、梅ジャムをかけたカナッペ”


これ、ワインに最高!
是非、やってみてねー♪

「梅ジャム」が欲しい人は、今すぐ加満田に泊まりに来てね!
売り切れ必須のレアアイテムだよーっ。(笑)

# by keigappa | 2013-06-25 18:06

I様はお友達?


「ちょっと、貴重品出していいですかー?」

フロントにいらしたのは、常連のI様
以前、旅先のTVで、我輩を見て驚いたお客様である。
(詳しくは、以前のブログ記事「えーっ!?韓国で?」をご覧頂きたい。)

あれ以来、我輩はなんだかI様に親近感を持ってしまっている。
(決して、ワインとチョコレートをお土産に頂いたからではありませんぞ。)
なので、いそいそとフロントに出て行った。

I様、エステのお支払い用ですかー?

「あら、かっぱさん。そーじゃなくてねー。
私、とんだ失敗したかも。今、ドキドキしちゃってるの。」


???

「今、ネットで見ていたら、湯河原温泉の旅館利用券の期限が
5月末までってなっていて・・・。
不安になって、確かめにきたのー。」


ええーっ!?
期限切れってことは、パァ!?
何万円分も!?


我輩も一緒にドキドキしながら、貴重品袋を開けて、有効期限を確認。

大丈夫です!I様。
7月31日までです!


「よかったー!!これで、安心して飲めます。
せっかく、前回の帰りに買ったのに、全部ぱぁだったら、
どうしようかと思った。」


ほっとしたI様、その晩もいつものように、お酒を楽しまれて、
ほろ酔い気分で、蛍見物。
あー、よかった、よかった。

だけど、どーしてこんなことになったの?

実は、湯河原町では、地域経済の活性化のために、プレミアムのついた
「旅館利用券」「地域商品券」を年に何回か発行しているのだが、
これが、デザインが似ていて紛らわしいのだ。

でもって、I様が持っていらしたのは、「旅館利用券」
ネット上に出ていた「地域商品券」の見本の期限が、5月31日だったのである。
多分、I様はこれを見て、青くなられたのに違いない。

I様、また我輩のブログに登場してしまいましたねー。
是非、チーズに梅ジャム載せて食べてみて下さいね。
またのご来館お待ちしておりまーす♡

お客様相手に、すっかりお友達気分のかっぱなのでした。

# by keigappa | 2013-06-23 18:20

きゅうりを齧って、蛍見物?


加満田のきゅうりが出来始めた。
初物は、新しく来た我輩のライバル(?)の河童像に供えられた。
(なにかご利益があるのだろーか?)
きゅうりを齧って、蛍見物?_e0234016_19181030.jpg

むろん、この後出来るきゅうりは、我輩にも頂けることになっている。
だって、お座敷までやっちゃったんだから、当然の権利なのだー!

さて、湯河原温泉の「ほたるの宴」は17日で終了したが、
それと前後して、加満田の庭にもが飛び始めた。

我輩としては、人が多いイベント会場よりも、ひっそりとした庭で、
木立を縫うように飛ぶを見るほうが、情緒を感じるのだが、
皆様はいかかだろーか?

あいにく今宵は雨だが、週末は天気も良いようだ。
取れたてのきゅうりを肴に、一杯飲りながら、蛍見物と洒落こもうか。
あーっ、
加満田の庭は居心地がいいねえ♡


# by keigappa | 2013-06-19 19:21

甲羅の代わりに帯って・・・


じめーっとした嫌な陽気が続いている。
皿が乾かなくていいだろうと思う方もおられるようだが、
我輩は雨が嫌いだ。
やはり、甲羅干し出来るような晴天が気持ちいい。

陽気のせいか、加満田では体調を崩すスタッフが続出。
もともと、少所帯なので、すぐに手が足りなくなる。
”蛍のシーズンなのに大変だなぁ・・・”
と、かっぱなりに案じてはいたのだが、
ついに、女将がとんでもないことを言い出した。

「あんた、明日、お座敷ね!」

はぁ~!?☆。☆???

「甲羅も帯もたいした違いないでしょ。
明日は甲羅の代わりに帯背負って出なさい!」


んな、むちゃな!
我輩は河童だよー。水かきだってあるんだよ。


「河童だって、妖怪でしょ!化けなさい!」

化けろって、狸じゃあるまいし・・・
社長さん、なんとか言って下さい!


『うーん、でも、僕が着物着るわけにもいかないしねー。
なんとか、がんばってよ♡』


そんな、明るく流さないでー!!

『じゃあね、特別手当つけちゃう。ほら!』

社長の手には、初物のきゅうり・・・。

『三千盛1本と夏の間中、きゅうり食べ放題っていうので・・・どう?』

きゅうり!!!♡。♡
うん、かっぱ、がんばる!!


「あんたもわかりやすいねぇ・・・」

女将に呆れられながら、甲羅の代わりに帯背負って、
かっぱなりにがんばってみました。
お客様、気づかなかったかなぁ。
まさか、今日の係が河童とは、誰も思わないよね。

今朝は女将さんが、きゅうりのサンドウィッチを作ってくれた。
もぐもぐ食べていたら、怖い一言が・・・。

「ふっふっふ♪、これで、いつでも、お座敷やれるね?」

あ~ん、河童虐待で訴えてやるー!!

# by keigappa | 2013-06-16 17:47

やっぱり自然はいいねえ


先日、”かっぱ母”と歌舞伎に行った翌日、旧古河庭園に行ってみた。
やっぱり自然はいいねえ_e0234016_20112289.jpg

あいにく、薔薇は1番咲きと2番咲きの狭間で、
あまり咲いていなかったが、
洋館のシックなたたずまいは、絵になる風景である。

薔薇と洋風庭園で有名だと思っていたが、
意外なほど良かったのが、和風庭園である。
緑豊かな庭には、あちらこちらに趣のある灯篭があり、
池には鯉と亀が泳いでいた。

石の上で甲羅干しをする亀の姿に、思わず
加満田の池のわが姿を重ねて見てしまった・・・。
やっぱり自然はいいねえ_e0234016_2012712.jpg


”かっぱ母”は森林浴を楽しんでいたが、考えてみれば、
我輩は毎日、このような環境で暮らしているわけだから、
実に恵まれているのである。

今日はあいにくの天気だが、湯河原は今、蛍のシーズン。
加満田でも、毎日お客様をご案内して、喜ばれている。
蛍が飛ぶのも、豊かな自然あってこそ。
皆様も是非ご覧下さーい!

# by keigappa | 2013-06-12 20:14



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