女将さんもヘロヘロなのだ

女将さんの退職まで、あと半月あまり。

おかげさまで、お馴染みのお客様が毎日いらして下さり、

女将との最後の逢瀬を楽しんでいかれている。

ちなみにこのバラも常連のＳ．Ｔ様から頂いたもの。

100本のバラの花束なんて、”なんちゃって女将”にとっては

人生初のプレゼントだったんじゃないかしらん。

が、丈夫が売り物の”なんちゃって女将”も、

さすがに疲れが溜まってきたようである。

我輩が”かっぱ母”の家から帰ってきた次の日、

店に出ると、女将さんがよろよろと登場。

「私、ぎっくり腰みたい・・・」

えっえ～！？

もしかして”初！ぎっくり腰”？

しかも、風邪を引いたらしく、咳は出るわ、声はがらがら。

「これでもましになったの。

２日前は全然声が出なくなって、さすがに医者に行った。」

ご存じの通り、加満田は今、人手不足で、

女将は連日のように、お座敷係をやっている。

しかも、お馴染みさんが多いので、会話量もいつもの数倍。

身体も喉も酷使されすぎたんでしょうなぁ。

ε=(￣｡￣;A　ﾌｩ…

というわけで、我輩、久しぶりに甲羅を脱いで、

お料理出してまいりました。

うーん、何年ぶりかなぁ・・・。

ちょっと、楽しかったりして・・・えへっ♡

ともあれ、ぎっくり腰は悪化させたら動けなくなっちゃうからね。

お客様は女将さんに会いに来るんだから、

無理しないで、そーっと動くようにしないと。

ちょっと、驚いたことがひとつ。

女将さんに我輩の腰痛ベルトを貸してあげたんだけど、

ぎゅーぎゅー締めたのに、全然苦しくないんだって。

それってつまり・・・

「贅肉だからって言いたいんでしょ！」

ボカッ！

＊^(☆。ｘ)いてっ

そ、それくらい元気なら、だいじょうぶですねー、はい。