「”阿修羅のごとく”に懐かしさを感じた訳」我輩はWOWOWで、よく舞台の録画を見る。 東京に芝居を観に行かれる機会はそう多くはないので、 観たかった舞台が放映されると嬉しくなる。 先日は、「阿修羅のごとく」を見た。 何度もドラマ化されている向田邦子の有名な作品だが、 4姉妹を演じるのが、なかなか魅力的なメンバーで、 (小泉今日子、小林聡美、安藤玉恵、夏帆) 是非観てみたいと思っていたのだ。 シアラートラムという小劇場でセンターステージ方式 (舞台が中央で四方を客席が囲む形)で上演されたのだが、 舞台を観ているうちに何だか懐かしい気分になった。 我輩は若い頃、芝居をやっていたことがあり、 小劇場の芝居を色々見ていたのだが、 好きだった劇団の一つに、「青い鳥」という劇団があった。 女性6人だけの劇団で、脚本・演出を全員で行う独自のスタイルをとり、 (「青い鳥方式」と呼ばれていたそーな) ”作・演出:一堂令”と、全員で最後に礼をするのが印象的だった。 さて、今回の舞台で、何故我輩が懐かしさを感じたのかというと・・・。 演出家の木野花さんは、劇団青い鳥の創立メンバーだったからだ。 そして少ない出演者が衣装を変えて何役かを演じるスタイルが、 なんというか、とっても”青い鳥っぽい感じ”で、 青春の思い出が蘇ってきちゃったんですなあ。 調べてみたら、まだ「劇団青い鳥」は存続しておりました。 創立メンバーもまだ残っているみたい。 いやあ、びっくりしたわ! w(( ̄ ̄0 ̄ ̄))wワオッ!! でも、あの頃活躍していた小劇場の脚本家や演出家は、 野田秀樹や三谷幸喜、三宅裕司に渡辺えり等、 今もご活躍中ですものねー。 コロナが落ち着いたら、小劇場ものぞいてみようかなあ・・・。
by keigappa
| 2022-12-25 19:42
|
| ||||
ファン申請 |
||