支えあっていける社会でありたいな私事であるが(まあ、このブログはほとんどそうだけどね)、 ”かっぱ母”が通っていたデイサービスが3月末で閉鎖した。 週に3回、昼食や入浴のサービスを受けていたので、 それがなくなるのは、”かっぱ母”の生活上大変に困る。 すぐに新しいデイサービスを探さなければならないが、 我輩が”かっぱ母”の家に行ける機会は限られている。 それでもどうにか新しいところを契約して4月から通うことになった。 さてここで困ったことがある。 デイサービスの最終利用日と新しいデイサービスの初日は月末月初、 我輩は仕事を休めない時期なのだ。 デイサービスに預けてある私物を引き取り、 また新しいデーサービスで必要なものを揃えなくてはならないのだが、 ”かっぱ母”は高齢で、軽い認知症がある。 1人でこれをやるのはかなりハードルが高い。 そんな時、友人が申し出てくれたのである。 「私が休みをとって、 初日の送り出しをやってあげるよ。」 彼女は”かっぱ母”の近所に住んでいて、 以前から家族ぐるみの付き合いがある。 そして何よりありがたいことに、彼女は介護のプロなのだ。 ちょうど、デイサービスの最終利用日も休みにあたっていたそうで、 荷物の引き取りから、整理、初日の送り出しまで、 すべて我輩に代わって面倒をみてくれた。 感謝、感謝である。 彼女は我輩と同い年で、”かっぱ父”が健在だった頃は、 よく我が家で”かっぱ父”の手料理を一緒に食べた。 ”かっぱ父”が亡くなった時も、我輩が病院に着くまで、 ずっと”かっぱ母”に付き添っていてくれた。 我輩が加満田で仕事を続けて、 毎晩クポクポと酒など飲んでいられるのも、 彼女のように支えてくれる周りの人に恵まれているからだと つくづく思う。 人も河童も一人では生きられないのだ。 コロナは未だ収束せず、ウクライナとロシアの戦争も続いている。 憎しみが世界を覆ってしまわぬよう祈るばかりである。 助けが必要な人に迷いなく手を差し伸べられる、 そんな優しさを一人一人が持ち続ければ、 きっと平和な未来が訪れると我輩は信じたい。 ウクライナの人々に穏やかな日々が戻りますように・・・。
by keigappa
| 2022-04-03 17:28
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