女将さんとお揃いのマスクなのだ
どういう順で配達しているのかはわからないが、
我輩の家や従業員寮には届いたのに、
なぜか鎌田家にはいまだ届かないそーな。
我輩のくちばしを隠すにはちょっと無理がある。
おねだりしたら、我輩にもお揃いで作ってくれましたぞ。
丁度薄い黄色の生地なので、我輩のくちばしにピッタリ!
従業員にも”極薄涼感マスク”なるものを支給したのだが、
それほど涼しくはないみたい。
「濡らしたら涼しくなるんじゃない?」
かわいそうに、濡れタオルで口を塞がれたも同様で、
「呼吸ができなーい!!」
女将さんたら、思い付きでそんなこと言っちゃだめでしょ。
首に巻いたり、頭に巻くのとはわけが違うんだから。
しないで過ごせる日々が戻るのが一番だよね。
でも、もうしばらくはがまん、がまん。
今度はどんなのが出来るかなあ。
女将さん、涼しい生地でお願いしまーす!!