映画版CATSを観てきたよ
”かっぱ母”と一緒に映画版の”CATS”を観てきた。
ミュージカル”CATS”は、劇団四季の初演を見て以来、
5~6回は観ただろうか。
(ロンドン公演も観たのだ、えっへん!)
映画化されると聞いて楽しみにしていたのだが、
豪華な出演者のわりに、どうも評判がいまいち。
興行的にも本国アメリカでは大コケしてしまったらしい。
さて、どんなもんかいな・・・?
うーん、これは実に微妙・・・。
ダンスと歌は間違いなく素晴らしい。
(まあ、ジュデイ・デンチに歌わせるのはちょっと無理があるけど、
演技の貫禄でカバーってことで。)
ジェニファー・ハドソンの歌う”メモリー”だけでも、
一度は観る価値あり。
悪評の主たる原因は、
「VFX」による合成猫人間が気味悪い!
・・・ということらしい。
まあ、我輩はそんなに気にはならなかったけど、
(我輩も妖怪だしね)
”AI美空びばり”と同じような違和感はあるかも。
ただ我輩の好みからすると、コメディ部分が下品すぎる。
ジェニエニドッツはゴキブリを食べるし、
バストファージョーンズは残飯を貪るし・・・。
こんな場面じゃなかったはず!?
せっかくの名優たちが気の毒になったわ。
猫人間になっていても顔がわかるようなオスカー俳優が、
ずらりと並んだこの作品。
けっして駄作ではないのだけど、また観たいとは思わないな。
素晴らしい原作と音楽、素晴らしい俳優とダンサー&歌手、
そしてそれを名監督が撮影。
それでも素晴らしい作品になるとは限らない。
いやはや映画って奥が深いですなあ。
-y(^。^)。o0○