不法侵入者発見!?
自然豊かな加満田の庭には、様々な生き物がやってくる。
鳥のさえずりは心を満たしてくれるが、
アオサギのように池の鯉を狙う悪い奴もいるし、
最近、猿は見かけなくなったものの(栗がなくなったからかなあ)、
筍シーズンは猪と我々の競争となる。
でもまあ、人間も河童も動物たちも共存できるのが、
加満田の良さなのだ。
ただし、それはあくまで庭に限ってのこと。
旅館の敷地内に入っていいのは我輩だけなのだ。(えへんっ!)
こちらの写真をご覧いただきたい。
で、ここに怪しい不法侵入(というか滞在?)者がいるのだ。
レジ袋を側に置いて、まるで地下街のホームレスのようだが、
いったい何者?
なーんて騒いでいたら、起きてこっちを向きましたぞ。
俗にいうムジナって奴です。
ちなみにネット上の説明によれば、
「日本の民話では、ムジナは人を化かす妖怪として
描かれることが多い」
のだそーで。
なーんだ、我輩のお仲間かぁ。
(一応、河童も妖怪のはしくれです、はい。)
加満田は我々向きなんだねえ・・・。
とはいえ、このまま不法滞在を許すわけにもいかないし、
さっさとお山に帰ってくれないかなあ。
加満田は”河童の宿”であって、”ムジナの宿”じゃないからね。