猪ジャーキーを食べてみた
加満田がある奥湯河原は実に自然豊かな所である。
”自然”には木々の緑だけでなく、自然動物も含まれる。
時には猿や猪や狸が現れ、青鷺が池の鯉をさらっていくこともある。
お互いに仲良く共存出来ればよいが、
人間には人間の都合というものがある。
手入れをした庭をほじくり返されたり、
屋根裏に入られたりするのを、
黙って見過ごすわけにはいかないのだ。
とりわけ最近被害が大きいのが、猪によるもの。
菜園の野菜は食べられ、柵は壊され、あちらこちらが穴だらけにされる。
夜行性なので、めったに遭遇することはないとはいえ、
大形獣だから危険性もある。
天城の方では、猪鍋が有名だが、あまり一般的な食材ではない。
しかも、ハンターの高齢化が進み、解体も手間と体力を要するため、
有効利用されずに埋められるケースもある。
その現状を打破しようと、若手狩猟者たちが作ったのが、
野生動物解体処理施設「山の恵」である。
野生動物を解体し、皮や肉を有効利用し、後進の育成に役立てる。
その一環として作られた「いのししジャーキー」を
湯河原の「石澤商店」で扱うことになったので、我輩も食べてみた。
(石澤商店は加満田がみかんを仕入れてるみかん屋さんでーす)
ビーフジャーキーだと思うんじゃないかな?
ちょっと珍しい湯河原土産にいいかもね。
石澤商店で販売中でーす!
("⌒∇⌒")