闘う休日?
(庭師を雇えるようなお金持ちは別です、はい。)
”かっぱ母”の元に行くたびに、あっという間に伸びた枝を切り、
雑草を抜き、葉や枝を片付け・・・。
今回はその作業に新たな闘いが加わった。
毛虫との闘いである。
2階の窓から何気なく外を眺めた我輩は異変に気付いた。
青々と繁っていたはずの柿の葉が、すべて茶色く枯れてしまっている。
慌てて外に出て調べてみると、葉が葉脈だけになり、
なにやら糸のようなものがかかっている。
”なんじゃこりゃ?”
早速、ネットで調べてみた。
その結果、アメリカシロヒトリという蛾の幼虫の仕業であることが
判明したのである。
よーく見てみると・・・いた!
白い小さな毛虫の奴がうじゃうじゃしている。
さてそれからが大変。
糸状のものは巣らしいので、まずその枝を全部切り落としたけれど、
すでに奴らは柿の木を食いつくし、キウイや葡萄の葉に移っている。
”かっぱ父”の園芸用品の中から、消毒液らしきものを探し、
一応スプレーしてみたが、あまり効かないようだ。
数時間闘ったが、力尽きてあきらめた。
敵の数が多すぎるし、葉っぱを食べてしまうだけで、
無害、無毒の毛虫を大量殺戮するのも、ねえ。
今年は雨が少なかったため、近所でも大量発生しているそうだ。
ちなみに、アメリカシロヒトリなんて名前は知らなかったが、
成長した蛾の姿は、良く知っている奴でした。
背中に白い毛が生えていて、
”ちょっと歌舞伎の連獅子みたいで可愛い”
と、我輩は常々思っていたのだ。
画像をお見せしたいところだが、
加満田の女将は死ぬほど蛾がきらいなのでやめておく。
(おかずがもらえなくなっちゃうと困るからね。)
興味のある方は、ネットで見てみて下さいな。
まあ、毛虫だって生きているんだし、
生きていれば、食べなくちゃならないし。
共存共栄・・・とまいりますか。
(^◇^;)