欲張りすぎちゃった休日
久しぶりに東京で芝居を見てきた。
片岡愛之助主演の「GOEMON」である。
最近は連休が取れると”かっぱ母”の所に行っているので、
なかなか観劇の機会がない。
本当は「キンキーブーツ」を見るつもりでいたのだが、
ネットでチケットを検索したら、「GOEMON」のチケット、
それも前から3番目で花道横というのが出ていたので、
こっちに浮気してしまったのだ。
加満田の常連さんで”かっぱブログ”を愛読して下さっているM.I様が、
歌舞伎座の公演とこの芝居を見て、
「”KEIがっぱ”君はこっちの方が好きそう・・・」
と、おっしゃたそうな。
うーん、たしかにこういう派手なタイプ好きですけど・・・。
我輩の勝手な感想を言わして頂ければ、
(あくまで私見ですぞ)
「ちょっとバランスの悪い幕の内弁当」
という感じがいたしましたなあ。
”義太夫&三味線とカンテ&フラメンコギターのコラボ”とか、
”歌舞伎の名場面のパロディ”とか、
場面を切り取ってみれば、素晴らしい舞台なのだけど、
作品としての統一感が・・・???
フラメンコと歌舞伎を融合させたいという意気込みはわかるけど、
不自然かつ不要な場面が多すぎる。
プロのフラメンコダンサーが踊る必然が感じられないし、
今井翼君のソロもファンサービスにしか思えない。
阿国の部下たちが全員でフラメンコを踊るシーンにいたっては、
ボー然・・・?(@▽@;)?
しかし、首が疲れた~!!
つづら抜けあり宙乗りあり、2階席での立ち回りありで、
そのたびに上を向いたり、後ろを向いたりと忙しい。
でももし我輩が誰かのファンだったら、堪えられない席でしたぞ。
なにせすっぽん(花道にある小さなせりのこと)のすぐ横。
愛之助やら今井翼やら中村壱太郎やらが、出たり入ったりしては、
そこで見得を切ったり、踊ったりするのだからねぇ。
芝居がはねてからは急ぎ乃木坂へ。
国立新美術館で「ダリ展」を鑑賞。
10年以上前に「ダリ展」を見て、結構好きだと思ったので、
今回も足を延ばしてみました。
夜は友人と食事。
まずはタイ料理の店で、青パパイヤのサラダやえびせんをつまみに軽く一杯。
それからフレンチビストロの店で、ワインを楽しみました。
朝7時半に家を出て、夜中の12時頃帰宅。
充実の休日でしたが、ちょっと盛り込み過ぎちゃった。
さすがに疲れが残っちゃた感じ。
(特に胃袋が・・・、まあワインの飲み過ぎですな)
さて、しばらくは遊ぶ予定もないし、
頑張ってお仕事に励むことにしましょ!
(ダリ展でチケットホルダーを買ったんだけど、
当分入れるチケットはなさそうだなあ・・・。)