どうして加満田は河童の宿なのか
ただ今、加満田では”かっぱまつり”開催中である。
”かっぱブログ”愛読者の方々や加満田の常連の方には、
いまさら説明する必要もないのだが、
初めてご来館のお客様は、館内のあちらこちらに
河童の絵やグッズが飾られているので、戸惑われるようだ。
「何故、河童・・・?」
たしかに「文豪が定宿にしていた宿」とか、
「ミシェランにも載っている老舗宿」とか、
そういうイメージを抱いて来館すると、
???
となるかも。
そもそも駐車場に入る時、目に入るのは”かぱた”。
あいつの姿はまるで”おばけのQ太郎”。(知ってるかな?)
お世辞にも日本情緒溢れるとは言い難い。
廊下の壁には、清水菎先生の河童絵がずらりと並び、
そこはなかなか老舗らしいのだが、
フロントに寄ると、目に入るのは河童のぬいぐるみ・・・。
WHY?
表向きの理由は、こうである。
黄桜の初代河童絵で有名な清水菎先生が、昔、加満田の常連で
河童絵をたくさん残して下さった。
先生は加満田の緑豊かな環境なら、きっと河童も住みやすいと
言って下さったそうな。
加満田では先生の絵をパンフレットやコースターに使い、
河童の住みやすいような環境を守って行こうと思っている。
で、本当の理由は・・・
我輩が住みついたからなのだ~!!(笑)
我輩が加満田に来てから、早や6年。
着々と河童の仲間を増やし、
皆様の意識に”河童愛”を植え付けようとし続けてるのである。
有り難いことに、社長さんも女将も、
”加満田はこうあるべき!”
・・・なんて考えはまったくない柔軟な方々。
「まっ、いいんじゃない、河童の宿でも。」
という、こだわりのなさで今に至っているのである。
ほ~んとに、だから加満田は住みやすいんだよね。
(^。^)y-.。o○