かくも有り難き親の愛
”かっぱ父”から宅急便が届いた。
”かっぱ父”は趣味で野菜や果物を作っており、
丹精した成果を送ってくれるのだ。
箱の中には、”かっぱ父”が作った葡萄と柿、
それから頂き物のピーナッツに海苔缶。
我輩は味付海苔でチーズを巻いて食べるのが好きなんですな。
それで、あまり味付海苔が好きではない”かっぱ母”は、
いつも我輩に送ってくれるのだ。
(最近は女将も我輩にくれるようになって、味付海苔が豊富♡)
我輩が飲んべなので、旅先で買ってきた漬物なんぞも入っている。
ん?
まだなんかあるぞ。
箱の奥に保冷材と共に鎮座していたのは・・・
えーっ、松茸!?
そう、実は我輩、松茸が大好物なのだが、今年は一度も食べていないのだ。
先日、”かっぱ母”と会った時に、そう言って嘆いたのだが、
それを聞いた”かっぱ父”が、宅急便に入れてくれたのである。
ああっ、かくも有り難きは親の愛かな!
早速、松茸ごはんと焼松茸にして食べました。
親の愛と久保田の純米吟醸酒が、しみじみと身に沁みて、
とても幸せを感じたかっぱでありました。