「七之助ファン必見!」
いやぁ~、暑いですなあ。
いよいよ本格的な夏がやってきたーーーって感じです。
その分、ビールが美味しくなるのも確かなのですが。
先週、3連休で忙しくなる前にと、連休を頂いて、
芝居のはしごをしてまいりました。
1日目は、「阿弖流為」。

劇団☆新感線で上演された「アテルイ」を、完全に歌舞伎化し、
同じ市川染五郎の主演で上演するという試み。
”歌舞伎NEXT”と名付けられたこの舞台、
主役の阿弖流為の染五郎のほか、勘九郎と七之助のそろい踏みで、
七之助ファンの我輩としては、絶対見たかった作品。
いや~、よかったですぞ!
七之助ファンには、美味しい作品ですな。
見せ場は多いし、二役(?)を演じているので、楚々とした手弱女から
勇ましい立ち回り、妖気漂う荒神の化身・・・と、
様々な演技を楽しめる。
”いのうえ歌舞伎”の特徴ともいえるスピード感と
”戦国BASARA”ばりの派手な衣装は、
歌舞伎っていうだけで敬遠しちゃうような若者でも、
とっつきやすいんじゃないかと思う。
主役級は美形ぞろいで、ビジュアル的にも楽しめるしね。
今回、染五郎は熱が入りすぎて、時々声が裏返っちゃっていたのが、
少し残念だったけど、舞台の完成度は高かった。
勘九郎は、ぴったりの役どころで、伸び伸びと気持ちよさそうに演じておりましたな。
この作品、今の日本に置き換えると、興味深い示唆に満ちている。
ネタバレになるから、詳しくは言えないけど、
セリフのいくつかは、そのまま安部総理に言ってやりたいかも。
いつの時代も、”大義”って怪しいものがウロウロしているんだね。
芝居の後、映画「ターミネータージェネシス」も見て、東京に泊まり、
翌日は、またまた花ちゃんの「エリザベート」を観てきた。
今回のトート役は城田優君。
ビジュアル的には、これぞ死神!って感じで良かったけれど、
個人的には井上芳雄君の方が好みかな。
城田君のトートは今一つ、エリザベートに惚れている感がないんだよね。
二日間、遊びまくって、芝居の間に食べたり飲んだりしまくったせいで、
体重が2㎏増・・・!
しばらく節制しなくっちゃ。
ああでも、この暑さ・・・。
ビールが我輩に手招きしているよ~!!
。゚(゚^o^゚)゚。