箱根の影響少なからず・・・
なんだか暇である。
そろそろ蛍のシーズンも近づき、予約が入る時期なのだが、
早々と埋まっている週末を除き、客足が伸びない。
これは加満田だけの問題ではなく、辺りの旅館関係者が、
一様に嘆いている事実である。
もちろん、原因は箱根。
例の”大涌谷に噴火の恐れあり”という報道の影響なのだ。
”箱根”と一口に言っても、湯河原に比較的近いのは元箱根。
はっきり言って、大涌谷は山の向こう側なのだが、
観光サイトや何かでは、”伊豆・箱根方面”と一括りにされることが多く、
どうしても影響を受けてしまうのである。
湯河原でさえこうなのだから、当の箱根はもっと大変であろう。
そもそも温泉の多くは、火山の近くにある。
地下のマグマ熱によって熱せられ、様々な成分が溶け込んだ温泉を、
自然からの恩恵として受け、生活の糧としてきただけに、
この事態にも恨みの持って行きようがないのでる。
まさに、天を仰ぐ思いでしょうなぁ・・・。
(おいおい、他人ごとではありませんぞ!)
なんとか事態が沈静化してほしいと思っている矢先に、
今度は、鹿児島の口永良部島で、本当に噴火してしまった。
避難を余儀なくされた島民の方々は、本当に大変だと思うが、
TVに流れる噴煙の映像を、
絶望的な気分で眺めていた観光関係者は、沢山いたことだろうと思う。
まあ、ね。
嘆いていても、駄目な時はダメ。
こういう時でも来て下さるお客様一人一人を大切に、
今できることを精一杯するしかない。
(河童は本来、楽天的な生き物なのだ。)
というわけで、
皆様、応援よろしくお願いいたしまーす!