東をどりを見てきたよ
皆さまは、”東をどり”をご存じだろうか?
一年に一度、四日間だけ行われる新橋芸者衆の晴れ舞台である。
この四日間、新橋演舞場は、粋なお座敷遊びの場と化すのだ。
日頃、我々一般人には縁のないお座敷の世界。
(いや皆様の中には、縁のある方もいらっしゃるのでしょうが・・・。)
新橋芸者の踊りや料亭の味を手軽に体験できるイベントとあって、
是非一度、見てみたいものだと思っていた。
ネットで調べてみたら、ぐるなびで弁当付きのチケットを販売していたので、
「母の日のプレゼント」と称して、”かっぱ母”を誘ったところ、
おおいに乗り気であったため、一緒に出かけることにしたのである。
今回申し込んだのは、料亭のちらし寿司折付きの2階席。
もっと豪華な懐石弁当付きもあるが、我輩には贅沢すぎる。
吉兆のちらし寿司はこんな感じでした。


”東をどり”は、日本文化を紹介し、楽しんでもらうという目的がある。
むろん芸者衆の踊りは素晴らしいが、それ以上に会場全体が、
「日本文化のテーマパーク」のようで、楽しい。
幕間には、芸者衆がロビーに出て、記念撮影に応じてくれるし、

和装小物や芸者衆の千社札を売っていたり、
ドンペリや東北の銘酒が飲めるコーナーがあったりと盛り沢山なのだ。
我輩は当然、枡酒を飲みながら、ちらし寿司を食べたけど、
つまみ用に売っている玉子焼が面白かった。
経木の上に玉子焼3つ、それぞれに料亭の名が焼きつけてある。
味比べが出来る趣向なのだ。
(写真を撮り忘れて、お腹に収めてしまいました・・・)
枡酒は飲んだ後、その枡を記念に持ち帰れるようになっている。
ちなみに1杯目は枡代込みなので1,000円。
お代りは500円。(当然、お代りいたしました。)
この枡、木の香りがとてもいい。
しばらく、これでお酒を飲んで、余韻に浸ろうかと思っております。
