かっぱ父の愛の鬼柚子
”かっぱ父”は、我輩と違って働き者である。
酒飲んで、池で泳いで、ぼーっとDVDなんぞ観ている我輩と違い、
朝も早くから、庭仕事に精を出し、野菜や果物を育てる一方、
買物、炊事等の家事にも励んでいるのだ。
誤解のないよう申し上げるが、
”かっぱ母”が、家事が苦手という訳ではないのですぞ。
もともと二人とも料理は得意な方であるが、
”かっぱ母”が、手を骨折したのを機に、
”かっぱ父”が、炊事を一手に引き受けるようになったのである。
ただし、この美談には、裏があるんだなぁ。
”かっぱ父”は糖尿病で、コレステロール値も高い。
当然、”かっぱ母”が作る食事は、健康に留意した薄味のもの。
しかし、自分で作れば、いくらでも油も砂糖も使えるわけで・・・
かくして、”かっぱ父”の血糖値とコレステロール値は、
危険水域に近づきつつあるらしく・・・(苦笑)、
検査日が近づくと、急に食事の量を減らす姿が、
なんだか可愛い”かっぱ父”なのであります。
前置きが長くなっちゃいましたが、
その”かっぱ父”が、丹精した鬼柚子を、
今年も送ってくれたので、廊下に飾ってみました。

そして、この鬼柚子。
今なら、皆さんの口にも入りまーす。
だって、女将さんががんばったから、こんな感じでね。



毎年、好評の「鬼柚子の砂糖煮」。
原料は遠く茨城から、”かっぱ父”の愛と共に届いております。
(もちろん、湯河原でも採れるんだけど・・・まっ、愛だから。)
是非、一度ご賞味下さいねー!