デンキブランをご存じ?
浅草に「神谷バー」という店がある。
創業は明治13年とのことだから、100年以上続く老舗である。
まあ、店の雰囲気はバーというより、
ビアホールとか昔のカフェといった感じである。
(ん?昔のカフェの時代に我輩は生まれてないぞ?)
先日、”かっぱ母”と浅草に行ったのだが、
意外にも”かっぱ母”は、「神谷バー」を知らなかった。
まあ、それも考えてみれば当然のこと。
”かっぱ母”は少々アルコールを嗜むが、”かっぱ父”は全くの下戸。
ビアホールだのバーだのに、足を踏み入れるはずもないのである。
”かっぱ父”と浅草に行けば、「梅園」で粟ぜんざいというのが
お決まりのコースなのだ。
(まったく、我輩は誰に似たのだろーか・・・?)
丁度、観劇前に軽く食事でも・・・という時であり、
”かっぱ母”と「神谷バー」で、ビールを飲むことにした。
さて、ここにはデンキブランという名の名物カクテルがある。
ブランデーベースで、めっぽう甘いが、かなり強いカクテルである。
我輩は昔飲んだことがあるが、あまりの甘さに驚いた覚えがある。
”あまり酒飲み向きではないな・・・”と思っていたら、
今では、ビールと一緒に頼んで、交互に飲む飲り方を推奨していて、
どのテーブルの上にも、ジョッキとデンキブランが並んでいるではないか。
うーむ、考えましたなあ。
ドイツでは、ビールとシュタインヘーガーというジンの一種を
交互に飲むのが一般的なんだそーで、
(ビールで冷えたお腹を温めるというのだけど・・・本当かねぇ?)
我輩も行きつけのドイツ居酒屋で勧められてやったことがあるが、
これって、結構酔う飲み方ですぞ。
しかし、何事にも好奇心旺盛な”かっぱ母”は、
当然のごとく、デンキブランにも挑戦!
確かに、ビールと交互に飲むと、甘さも苦にならなくて、
何杯もいけてしまいそうですな。
おおっ!それが狙いかぁ~!!
”かっぱ母”が酔っぱらって倒れぬよう、
さっさと我輩が取り上げて、飲んじゃいましたけど。(笑)
甘いお酒が好きな人は、お土産用に販売もしてるので、
是非一度チャレンジしてみてはいかがかな?
冷凍庫できんきんに冷やして、少量飲むのがお勧めでーす!