かっぱの観劇レポート?
昼に観たのは、玉野和紀によるエンターティメントショー
「CLUB SEVEN」。
日本におけるタップの第一人者である彼が、
ソング&ダンスや芝居やコントを盛り込んだショー
「CLUB SEVEN」を始めたのは、なんと10年近く前。
品川プリンスホテルのクラブexで・・・って、この間、我輩が
「ルノア」観てきた劇場じゃないですかー!
(ご縁がありますねえ)
彼が若い頃、島田歌穂とかとやっていたショーを見たことがある。
たしか、「ダウンタウン・フォーリーズ」というショーだった。
その時は、男女混合メンバーのショーだったけど、今回は男性のみ9人。
まずは、初演以来のメンバーが3人。
玉野和紀さん、吉野圭吾さん、西村直人さん。
こちらはベテラングループ。
美味しいところは、若手に譲り、円熟の演技で、客席を盛り上げる。
イケメン揃いの若手メンバーが6人。
誰が出ているのかも知らなかったけど、見覚えのある顔が数人。
おお、あの背の高い甘いマスクの彼は、先日の「ロミオ&ジュリエット」で、
ロミオ役を演じていた古川雄大君ではないですかー。
メンバーの中で、一番キリッとした顔の彼は、「宝塚BOYS」に出ていたぞ。
(“中河内雅貴”という役者さんでした。)
お母さんの女装が妙に似合っていた小野田龍之介君は、
和央さんと花ちゃんが共演した時の「ドラキュラ」に出ていた。
蝿とか蜘蛛とか食べる狂人役だったけど、歌はうまかったなあ。
なんて、感想と全然関係のない思い出に浸ってしまいましたな。
(我輩も年かしらん)
とにかく楽しいステージです。
全員、全力疾走という感じで、客席も一体になってのお祭り騒ぎ。
リピーターが多いのも分かる気がしますな。
そもそも、クラブ活動の延長のようなノリのショーという意味で
「CLUB SEVEN」。
演じている当人達も、一緒になって楽しんでいる感じ。
下ネタはまったくありませんが、女装や被り物、おやじギャグといった類を
受け付けない人は、見ないほうがいいです。
そのかわり、”とにかく楽しい時間を過ごしたい!”という方には、
超おすすめ!
かなり笑わせてもらえますよー。
ダンサー中心のメンバーなので、ダンスは皆上手ですが、
正直、歌はかなり落差が・・・。(苦笑)
それも、ご愛嬌というところでしょうね。
メンバーはその都度変わるようですが、まだまだ続きそうなこのショー、
お気に入りの若手メンバーを見つけて、応援するのも楽しいと思いますぞ。
我輩としては、ノリと個性で“中河内君”、
歌唱力と女装の自然さ(?)で、“小野田君”がお気に入りです。
(古川君も恐ろしいほど、女装が似合っていたけどね。)
また長くなりすぎてしまって、「モンテ・クリスト伯」の感想に行き着けなかったわい。
決して、ひとつのネタで引っ張ろうなんて下心はありませんよー!
(ちょっとだけ、嘘・・・)