胃袋でも完敗・・・
前回に引き続き、”Sちゃん”のネタである。
彼女に誘われて、シャンソンを聴きに行くことになった我輩は、
いつものように、交通費を有効活用すべく、昼の公演を検索。
紀伊国屋サザンシアターの”こまつ座”公演を観ることにした。
主演は、ミュージカル界のプリンス(?)井上芳雄君。
でも、我輩が観劇を決めた最大の理由は、
木野花さんが出演していたこと。
昔、好きだったんですねー、「劇団 青い鳥」。
女性ばかり6人くらいで、皆で作・演出をするので、
「作・演出 市堂令(いちどうれい)」。
そこの、創立メンバーの一人でした。
(ネットで調べたら、まだ劇団はやっていました。
こんど観てみよっと。)
話がそれちゃったけど、”Sちゃん”に
「こまつ座の芝居をみない?」と誘ったところ、快諾。
待ち合わせをどうするか、メールで問い合わせたら、
「センチュリーのロビーでいい?
あそこの上の中華が美味しいから、お昼はそこにしよう!」
と返事が。
いいけど・・・・
でも、中華ねえ・・・
我輩が躊躇するのには、訳がある。
芝居の後、シャンソンを聴きに行く前に、
我輩たちはインド料理を食べに行くことになっているのだ。
それも5時半に!
でも、まあ、お粥とか軽いものにすればいーかと、
とりあえず、ホテルのロビーで待ち合わせをした。
「センチュリー・サザンタワー」の20Fのロビーで待つ我輩。
待ち合わせ15分前に、メールが入った。
「今さらなんですが、センチュリーって何口?南?」
えっ?
待ち合わせに、ここを指定したのは、君でしょ?
南口に決まっているじゃん。
一応、メールを返信したが、時間になっても彼女は現れない。
そして、驚きのメールが!
「違うホテルに着いちゃった。
タクシーですぐ行くから、待ってて!」
ええっ~!!
どーして、間違うの!?
そう、新宿のホテルに詳しい方なら、想像がつくでしょ?
彼女は、「センチュリー・ハイアット」に行ってしまったんです。
「タクシーの運転手さんは、よくある間違いだって慰めてくれてる。」
それは、そのホテルを知らない人の場合でしょ。
19Fの中華が美味しいことは知っていて、どーして間違うのー!!
でも、時間がなくなったおかげで、お昼は中華を断念(ほっ・・・)、
軽くパスタランチと相成りました。
し、か、し、
その分、夕食のインド&ネパール料理では、無敵の強さを発揮。
カレー&ナンのセットの他に、サラダに蒸しぎょうざ、
ラムの野菜炒めにとどめのネパール風チャーハン!
そう、彼女は、”J"と同じ、炭水化物大好き人間なのだ。
さすがに完食には至らなかったが、
いつもながらの見事な食べっぷり、見事っす。
だって、彼女、その日は胃の調子が悪かったんですよ。
「今日は、ちょっと胃が重いから、
中華じゃなくて丁度よかったかも。」
って、言っていて、この食べっぷり!?
遊びにかけるパワーだけじゃなくて、胃袋の丈夫さでも、
我輩は完敗なのでした。
(;~▽~;)