お芝居三昧の休日(その1)
お休みを頂いて、お芝居をハシゴしてまいりました。
ハシゴをするのには、ちゃんとした理由がありますぞ。
奥湯河原から東京まで出るのは、結構交通費が嵩むのです。
JRには”かっぱ割引”なんてありませんからねー。
芝居が終われば、帰りは新幹線。
湯河原からはタクシー・・・・となれば、
”行ったからには、
昼も夜も芝居を観てしまえ!”
という気にもなるわけですな。
まず昼の部は、赤坂ACTシアターで「真田十勇士」。
我輩が観るのは、ミュージカルか宝塚か歌舞伎がほとんどなので、
お友達のSちゃんに、
「かっぱちゃんも幅広いねえ・・・」
と呆れられてしまいました。
主演は上川隆也。
Sちゃんは、
「上川隆也って、地味な役者さんだよね?」
って言ってましたが、そーですかねえ・・・?
我輩はNHKの「大地の子」のイメージが強いので、
やや暑苦しいほどの熱演タイプだと思っていたのですが。
最近はTV俳優として活躍していますが、
もともとは”キャラメルボックス”という劇団の役者さんです。
芝居は分かりやすくて、なかなか面白かったけど、
中島みゆきの主題歌の使い方はちょっといただけませんでした。
唐突な感じで、TV的・・・あっ、製作はTBSだから当然か。
それにしても、意外なほど、客席は盛り上がっておりました。
上川隆也の人気なのか、イケメン若手俳優のファンか、
はたまたベテラン里見浩太朗や賀来千香子の底力か・・・。
客層も幅広く、老若男女とりどりでしたが、
なかでも、一際目立っていたのは、
立ち上がって指笛を鳴らすおじさんでありました。
(あんまりピーピーやるので、
そのうち鷹でも飛んでくるのではと思ったくらい。)
それにしても、最近は同じ題材の作品が続けざまに
上演されることが多いような気がしませんか?
「戦国BASARA」も真田幸村の話だし、
「真田十勇士」という同じ題で、来年1月にも上演されるんですよ。
こちらは、中村勘九郎主演。
なんと製作は日本テレビ!(ライバル意識剥き出し?)
ちなみに、我輩が夜観た「ロミオ&ジュリエット」も、
昨年フランス版が来て、今年の夏は宝塚でもやっていたし。
「モンテ・クリスト伯」も春に宝塚がやったら、
12月に日生劇場でもやるし・・・。
(花ちゃんが出るから、観なくっちゃ!!!)
なーんて、ぶつくさ書いているうちに、結構長くなってしまったので、
「ロミオ&ジュリエット」の感想は次回にね。
(同じネタでひっぱるねぇ・・・苦笑)