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blog keiがっぱの言いたい放題

またまた、河童のくせに生意気ですが


4月に歌舞伎を観に行ったとき、女将に
「河童のくせに生意気!」
と言われてしまったのだが、
我輩、懲りずにまたまた行ってきてしまった。
(女将さん、ごめんねー♪)
またまた、河童のくせに生意気ですが_e0234016_20182855.jpg


今回は夜公演(第三部)で、出し物は、
「御存 鈴ヶ森」「助六由縁江戸桜」

「鈴ヶ森」は、”かっぱ母”の大好きな幸四郎
そもそも、我が親子はミュージカルファンなので、
幸四郎には親近感があるのだ。

「助六」は、海老蔵が家芸を背負っての熱演。
さすがに、美丈夫なので、見得を切る様が美しい。
昔はきっと、こういう人の役者絵が売れたんだろうなぁ。

福助の揚巻もよかったし、我輩の好きな七之助も綺麗だったけど、
通人里暁の役で出ていた三津五郎の上手いこと。
有名な股くぐりの場面で、笑いをとるせりふの間合いが絶妙!

助六:「股をくぐれぃ!」

里暁:「じぇじぇ!?」 (← こういうギャグが飛ぶんですよー、ホント)

歌舞伎って、伝統芸能であると同時に、大衆の娯楽なんだよね。
だから、時代の流行を取り入れた、遊び心溢れるアドリブが面白い。

股をくぐらされた里暁が、
「めったにない経験だから、つぶやいちゃお♡」
なーんて、いいながら去っていったりとかね。
こういうところ、宝塚とも似ているなあ。

今回は夜の部ということもあって、多くの人が幕間にお弁当を食べていた。
芝居の後、飲みに行くつもりの我輩はじっとがまん!
2階の桟敷席だったから、周りの人は皆、お弁当持参。
ちょっとさみしい気分でした。

今度は、お弁当(もちろんお酒もね)持参で、観ようかなぁ。

by keigappa | 2013-06-06 20:22
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