かっぱだって歌舞伎見物!
「かっぱの癖に生意気ーっ!」
いきなり、女将に暴言を吐かれてしまった・・・。
いや、別に喧嘩をしたわけではありませんぞ。
羨ましさのあまり出た一言なんですな。
何故なら・・・
我輩は、歌舞伎座の杮落とし公演に行ってきたから。
4月に新しくなったばかりの歌舞伎座。
好奇心一杯の”かっぱ母”と仲良く歌舞伎見物へ。
杮落としのチケットは、なかなか入手困難なプレミアチケットなのだが、
松竹歌舞伎会の会員になっているお友達の”Rちゃん”が、
余分にGET出来たからといって、譲ってくれたのである。
(で、冒頭の女将の暴言なわけ。わかった?)
我々が観たのは、第二部。
演目はこちら。
「弁天娘女男白波」は、弁天小僧菊之助に扮するのが菊五郎。
日本駄右衛門を演じるのは、”かっぱ母”の大好きな吉右衛門。
弁天小僧はじめ白波五人男が、勢ぞろいして、口上を述べ、
見事な見得を切るシーンに、”かっぱ母”は大喜び。
いかにも歌舞伎らしい絵になる作品ですなあ。
「忍夜恋曲者」は、玉三郎が妖術を使う怪しい姫に扮し、
美しい舞いと所作で魅せてくれます。
我輩のお友達(?)”がま”君もでてくるよ。
新しい歌舞伎座は、地下鉄日比谷線の東銀座駅から直結したので、
とても便利になった。
地下は広場になっていて、お土産売り場やお食事処、
セブンイレブンやタリーズコーヒーもある。
時間があったので、屋上庭園に行ってみた。
まあ、小さな庭園だが、前の歌舞伎座の瓦が飾られていました。
庭園から赤い五右衛門階段で1階分降りてみる。
瓦の鳥の向きが1箇所だけ違うとかで、皆が熱心に探しておりました。
で、これ、なんだかわかるかなー?
歌舞伎座のタワー部分を屋上庭園から見上げたところです。
いやあー、首が痛くなるほどの高さですねぇ。
我輩は、ミュージカルとか、お芝居が大好き♡
女将が僻んでも、6月にはまた歌舞伎を観る予定。
へっへっへっー、女将さん、羨ましいでしょ♪