メモホルダーも手作りなのだ
今年の正月から加満田の客室に置いてあるメモホルダーを
ご存知だろうか。
木と竹で出来たメモホルダーに加満田の名入りのメモ用紙が
セットされているものだが、このメモホルダーは、手作りなのである。

昨年までは、ただの白いメモ用紙とボールペンを
文箱の中に置いておいたのだが、
メモホルダーを置くようになったのにはわけがある。
印刷関係のお仕事をしておられる、お客様のK様が
加満田の名入りメモ用紙を作ってくださったのである。
(それも無料でですぞ!
女将が狂喜したことはいうまでもありません。)
せっかく素敵なメモ用紙があるのに、
”文箱にしまっておいてはもったいない”
というわけで、メモホルダーをおくことにしたのだが、
なかなか加満田のイメージに合うものがない上に、
既製品とはメモ用紙のサイズと合わない。
「うーん、やっぱ作るしかないか!」
こういうとき活躍するのが、加満田の大工兼庭師兼木工屋
(よーするに何でも屋さん?)のAさんである。
板を切って削り、細い竹を割ってやすりをかけ、
女将のイメージ通りのものを作ってくれた。
女将といい、Aさんといい、あやこといい、
加満田には器用な人がたくさんいるなあ。
えっ、我輩?
我輩ははっきり言って不器用です。
だって、水かきが邪魔なんだもーん。