大根はうまし!
加満田では色々な野菜を作っている。
(むろん、きゅうりも♡♡♡)
新鮮かつ安全な野菜を使って作る”女将の一品”を持って、
お部屋にご挨拶に行くというのが、加満田の伝統だそうだ。
ドラマなんぞに出てくる旅館の女将さんは、
高そうな着物を着て、
えらそーに指図していたりするものだが、
加満田の女将は・・・・。
─── 長い間 ───
まあね、動きやすいのが一番です。はい。
女将がせっせと働いて、美味しいお野菜を取ってきてくれるのだから
けっして文句なんぞ申しません。
たとえ、息子の着古したトレーナーとか、
ゴムの伸びたスウェットとか着ていようと、
加満田のうりは、“温泉の質”や“美味しいお料理”、
“家族的なおもてなし”であって、
けっして美人女将ではないのですから・・・。
(苦しい言い訳・・・だなあ。)
で、今回は大根足・・・じゃなかった、大根のお話。
「今の意図的に間違えたでしょ!!!」 <- 女将の怒声
あっ、やっぱりわかっちゃたぁ?
今の加満田の“女将の一品”は、「大根の塩炒め」。
取れたて新鮮な大根を、ざくざくっと切って、ささっと炒めただけの超シンプルな料理。
新鮮な野菜には、無駄に手を掛けず、素材の味を味わっていただくのが女将の方針。
ま、我輩としては、単に女将が手を抜きたいだけではないかと思っているが、そういうことにしておきましょ。
そーいえば、昔、ある人が、女将の料理を評して、
「素材の味を生かして、・・・というよりは素材の味そのまま!」
って言ったそうな。
究極の薄味好みなわけね。
まあ、ご実家が茶懐石の料亭では仕方ないかな。
そのわりには、ポテトチップス一袋とか一気食いしてるけど。
「よけーなお世話です!」
へーい、我輩はヘルシーに、大根食べることにしまーす。
大根サラダにふろふき大根、ぶり大根もいいね。
いっそ、洋風にフォアグラに添えたりして・・・。
けっけっけっ、おいらはグルメな河童でぃ!